私が勝手に考える用語解説 【計算機的自然[デジタルネイチャー]】

言葉で切り取ってしまった瞬間に、あらゆる壁(=境界線)がたちあらわれる。問題はいつも境界線上で起きる。(「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」) しかし、あらゆるものの境界線など、実は無く、境界線があっても人によって様々(多様性…

ベタベタで甘々の恋愛小説だけど好き(ネタバレあり)

人間誰しも自分の存在を肯定してくれる恋人の存在を望んでいる…のではないだろうか?私だけだろうか。 フィクションの世界でただ自分に都合のいいヒロインを作り出して仕舞えばそれはただの男の独りよがりの妄想だ。(作者が男か知らないけど)草食系の冴え…

幻想民族問題小説(ケン・リュウ『紙の動物園』)

もちろん私が読んだのは日本語に翻訳されたものである。言語を完全に翻訳しきることは不可能だと私は思っているから、これが全てケン・リュウが書いたものそのままであるとは思わない。しかし、この翻訳者が大変優れているのだろうか。きっとこれがケン・リ…

生と性

AV女優の紗倉まなさんという方がAVを題材にした小説を書いた本がいいというので読んでみようと思って本屋に買いに行った。 小説を書くのが上手だなぁと思いつつ、このひとはなぜAVという仕事についたのだろうと思った。 実は、書店に行った時にたまたま目に…

この記事を書いてる人ってこんな人

白か黒かがわからない変な人 私は小、中、高、大と関わりを持った人から変だと言われてきた。 周りからすると何事もないように見えるようだが、明らかに人とズレていた。 普通の人が普通にできることが、普通の人が普通に分かることがわからない。 特に人間…

ネガティブな性格は生まれつき

人には性格があります。しかし、性格にも色々あるのです。 性格を構成する4つの要素 気質(生まれつき性格)これは生まれつき持っている性格の根っこの部分です。気質は後天的に変える事ができません。変えることができるのは行動です。自分がどういう気質…

私の脳は壊れているのだろうか

脳が壊れた 新潮社 鈴木大介 発達障害の妻を持ち、社会からこぼれ落ちた人を取材するルポライターである著者。著者が41歳の時に脳梗塞で倒れ、後遺症として高次機能障害になってしまった。それは、後天的発達障害と言ってもいい状況であり、 妻や今まで取…

今さらながら『学問のすゝめ』を読んで

先見性の凄さ まず初めの感想としては…福沢諭吉すげぇ、そりゃ壱万円札になるわぁ(笑) 何がすごいと思ったのか、それはこの前17編の文章が明治5年(1872年)〜明治9年(1876年)の間に書かれたということです。なんせこの本に書かれていることの本質は、現…

自殺をする動物。それは、人間。(創作)

電車のホームに定期的に聞いてしまうアナウンスが流れる。 「ただいま、〇〇駅にて発生しました人身事故の影響により、遅れが発生しております。お急ぎの皆さんには大変ご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。」 「人身事故だってさ…迷惑な話だ」 …

ビブリア古書堂の事件手帖7 感想的な何か

基本情報(敬称略) 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜』 メディアワークス文庫 2017年2月15日 ISBN 9784048926409 感想(どちらかというとシリーズ通しての感想) 面白かった。簡単に言えばそれだけです。(笑) このシリーズ…

『折れた竜骨』 米澤穂信

[目次] 基本情報 あらすじ 魔法がある世界で推理!? ファンタジーな世界観でワクワクがとまらない! 推理小説なのに戦闘!? 基本情報 『折れた竜骨(上・下)』 米澤穂信 東京創元推理文庫 2013年 ISBN 4488451071 / 978448451073 あらすじ 舞台は、魔法が実…

「氷菓」米澤穂信

[目次] 1.前置き 2.米澤穂信さんの作風 3.『氷菓』について 4.あらすじ 5.あらすじを受けて… 6.この作品の私の好きなところ(薔薇色と灰色) 7.この作品の私の好きなところ(千反田と奉太郎の関係) 1.前書き 私が最初の記事に選んだのは、米澤穂信さんの『…