ビブリア古書堂の事件手帖7 感想的な何か

基本情報(敬称略)

三上延ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜』

メディアワークス文庫 2017年2月15日 ISBN 9784048926409

 

感想(どちらかというとシリーズ通しての感想)

面白かった。簡単に言えばそれだけです。(笑)

このシリーズは全部読んでいますが、私の残念な脳みそではどうしても間があくので(執筆の労力を考えたら本当に当然ですが、)前作の内容すらあやふやになってしまっていました。しかし、三上延さんはシリーズ通して、前作の説明的なのを押し付けがましくない程度に適宜書いてくれるので、今までのシリーズを読み直すことなく読み始めました。巻頭についていた主要登場人物の解説と相関図(どちらかというと家系図)も助かりました。

 私がこのシリーズを知った時には、2作目か3作目がもう出ているころで、4作目以降ぐらいから、発売されるたびに楽しませてもらっていました。最初は、「○○部売り上げ!」という宣伝文句のついた帯と、越島はぐさんの描かれた栞子さんのイラストにやられて手にとったのですが、まぁ当然ながら内容にものすごく惹かれました。

まず、主人公の設定が私にはクリーンヒットしました。ある出来事をきっかけに本を読めない体質になってしまったが本への興味はある主人公・五浦大輔。彼には感情移入してしまいます。私も本は好きなんです、一応…。でも、読書量は少ないです。調子が良くてたくさん本を読む時期と、全然読まない時期の波があったりして。だから、いわゆる世間で有名とされている作品や文学史的な作品なども全然よんでいないし、作家さんにも詳しくないので胸を張って「私は本好きです!!!」とは言えない…。(だいたいどの趣味においてもそうで、好き度合い=そのことへの知識量みたいなのがあって好きと素直に言いずらいです…)

だから、彼の「本を全然よんでないけど、本について知りたい!」みたいなのがすごく分かります。有名な文学作品などについても扱っていて、文学について詳しくなりたい、でも全部は読めない!みたいな私のようなクソ野郎の知識欲を、このシリーズは満たしてくれます。それに、彼のこの設定によって栞子さんがいちいち本について説明してくれることへの不自然さが感じられないのがうまい設定だなと思います。

あとは、ヒロインの栞子さんも魅力的。清楚、真面目、読書家、博識、美人、黒髪ロング、巨乳。そうです、(栞子さんのことは)全人類の男性が好きですね(笑)(偏見でしかない)

そんな男の願望の塊ですから、無理があるのも当然で、実写ドラマでは、(まぁその女優さんもかわいそうだなとは思いましたが、)全くイメージに合わない栞子さんで色々批判もあったようで…。私はちなみにドラマを見ませんでした(笑)

やや話がそれましたが、

推理や本の知識もいいですけど、主人公とヒロインの恋愛模様も大事なとこ!!

二人のやりとりは、個人的には、私の大好きな古典部シリーズの奉太郎とえるに通じるような、最近で言うむずキュン的な感じがしてとても好きです。

お前らそんだけお互い好きそうなのにじれったいなぁ的なラブラブ感も見所ですね。

このビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜』に関してはもはや、じれったさなどなくひたすらイチャイチャしてた感はありますが…

私のような非リア充が読むと簡単に死ねます。向こうが爆発するのではなく、こちらが爆発します。爆死します。リア(充)王もびっくりです。

そんなリア王もびっくりな今作は、全体を通してシェイクスピアの作品をめぐる物語になっております。(ふぅ、この作品の説明に戻れたぁ…、ん?無理やりだろって?きこえないなぁ)

この世界の古書店の人はどんな手を使ってでも貴重な本を手に入れたすぎるんですが、今回もそんな悪どい手段を使う吉原喜市が出てきます。例のごとくこの件にも結局、篠川智恵子が関係してきて…

今回の作品は、シェイクスピアということで洋書についての知識が必要でとても苦労されたようです。いつもながら巻末の参考資料の多さに、ものすごい労力が費やされていて尊敬するばかりです。

シリーズとしては今作で完結だそうですが、あとがきによれば番外編やスピンオフとかはあるそうです!!!楽しみですね!

あと、実写映画化とアニメ映画化するそうですね。アニメ映画楽しみですね!!!(ん?実写映画化は楽しみじゃないのかって?野暮なこと聞きなさんなよ旦那…)

 

 

 

 

 

 

 

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